Katmandu / PENTAX K-7, DA21mm
12年前はインドとあわせて1か月半ほど滞在したのだが、今回のネパールの旅はおよそ1週間に過ぎない。再訪したい場所はいろいろあれど、あくせく欲張らないで、カトマンズ、バクタプルとその近郊だけを訪ねようと決めていた。その意味では、予期せぬバンダのせいでカトマンズに釘付けになったとはいっても、当初の計画が大きく崩れてしまったというわけではなかった。バクタプル方面に足を延ばせそうにないのは残念だけれど、気持ちを切り替えて、余った時間を、カトマンズの旧市街の探索に使うことにした。思い返してみても、12年前は、タメルとダルバール広場を結ぶ2、3本の主要な通りしか歩いた記憶がなかったからだ。それらの通りを満たす喧噪に身をまかせる楽しみをまた味わうのはもちろん、今回はさらに、もっと狭い路地へと迷い込んでみよう。そこには、変わらないものがきっとあるだろうし、新しい発見もあるだろう、と。
そんなことを考えながら旧市街の中心であるアサンに向かう途中、写真の少年たちと出会った。その中に一人、はな垂れ少年がいた。そういえば、前の旅でも「はなっ垂れ」に何度も出会い、懐かしく思ったものだった。現代の日本ではほとんどお目にかからないけれど、ぼくがガキの頃には普通にそこいらにいたから。そして今回の旅でも、ここカトマンズの真ん中で。「変わらぬもの」のひとつと出会ったと言えるかもしれない。
2010年7月13日
>さとこさん
あ、やっぱり。ブログ更新してないのでどうしたのかなと思ってましたよ。
今度はカトマンズを離れて山の方をのんびり歩きたいです。
バスの旅はそういうちょっとした出会いがあるからいいですよね。
今度行くときはストだけは勘弁です!
2010年7月10日
フィジーでよく分かりましたね。
フィジーだったか、名前だったか忘れてしまったので、一応フィジーのネームでコメントを送ったのです。
カトマンズだけだと物足りませんね。
ぜひ、再訪してください!
長距離バスに乗って、トイレに困るといけないから、飲み物を控えていたら、
隣の席のおじさんが、私がお金がないと思ったのか、コーラをおごって
くれました。
ぬるいコーラが、身にしみました・・・。
嬉しかったです。
2010年6月27日
>サミーさん
そうですね。そして発展することによって新たな経済格差も
生まれてきているし、それが新たな火種にもなりかねないですし。
いずれにせよ、今回の再訪はいまいち納得いかないので(笑
近いうちにまた訪れたいです。
2010年6月27日
>フィジーさん
はじめまして・・・って、もしかしてさとこさんですか?
6才のときに聞いた話どおりの光景が目の前にある。
うれしさと、懐かしさと、安堵が入り交じった不思議な感覚・・・でしょうか。
なんとなくわかる気がします。
ぼくもそんな風景を求めて再訪したのですが、
ストのためカトマンズから出られずで、残念な気持ちを抱きながらの
帰国になってしまいました。
次回はぜひ田舎に行きたいです。
2010年6月27日
こんな鼻垂れ坊主に懐かしさを感じられる国、ネパール。
僕はそんな素朴さが気に入って去年、一昨年と立て続けに行ってしまいましたが、タイムスリップしたかのような印象も受けるんですよね。
きっと、発展してしまったらそういった魅力も感じなくなってしまうんでしょうけど、発展できない社会的問題も山積している。
複雑ですね。
2010年6月26日
私が小学1年生の時、担任の先生がネパールに行きました。
「道はアスファルトじゃなくて土のでこぼこ道なんだよ。
水牛がたくさんいてね、道を横断するのを車が待つんだよ」
そんな話をしてくれました。
いつか行きたいと思っていて、28歳の時ネパールへ行きました。
6歳で話を聞いた内容と何も変わっていませんでした。
土の道。
水牛だらけのネパール。
それが何だか嬉しかったです。
2010年6月6日
>眞紀さん
アサンは、そのうち写真をアップしますが、ほとんど変わってなかったのでほっとしました。
あそこのざわめきは、アジア旅の原点です。なんともいえない高揚感が蘇ってきました。
すれた子もいるみたいだけど、ぼくが出会ったのはいい子ばかりでした。
2010年6月5日
いい顔。
あいつら人懐っこいんだよなー。
アサンはとても好きな一画です。
私が最後に行ったのは15年くらい前だから、あづま川さんが前回行ったときときっと似たようなイメージのはず。
写真を見るのが、楽しみだけど里心がついてイケマセン。