ラダックのギャラリーを追加

GALLERIESにラダックのギャラリーを追加しました。よろしければご覧ください。

これで今のところミャンマー、トルコ、そしてラダックのギャラリーを公開したことになります。この3つのギャラリーについては今後も画像をちょこちょこ追加していきます。また、次に公開するのはラジャスタン、ラオス、またはベトナムのギャラリーになりそうです。

プラグインを使えばギャラリー自体の作成は簡単なので、旧サイトやFlickrで公開していた画像を使い回せばもっと速いペースで公開できるのですが、せっかくサイトをリニューアルしたのだから、それに合わせて画像も現像、編集し直して高精細にしたいな、などと欲が芽生え、時間がかかってしまいます。忙しいのに自分で余計な作業を生み出してどうするよという感じですが。

加えて、撮ったままで防湿ボックスに眠っており、まだスキャンしていないリバーサルフィルムがたくさんあり、これをどうにかデジタル化して公開したいという欲もあります。エプソンのフラットベッドスキャナを持っているのですが、なにぶん古くなってしまい、処理も遅く、今さらこれを使う気にはならない。Amazonなどを見ると近頃は1万円台の安いフィルムスキャナが出回ってたりしますが、お手軽感は否めない。たぶん画質に満足できないでしょうね。そんなこんなでフィルムのデジタル化は長年の課題のひとつなのですが、最近になって、スキャナ以外にちょっとよさそうな方法を知ったので、近々試してみる予定です。

上の写真は、レー郊外の丘に建つシャンティーストゥーパにて。20周年記念の催しで披露された民族舞踊の一幕です。

蒼穹のラダックへ II – パンゴン・ツォ

この記事は、「チャンラ峠を越えてパンゴン・ツォへ」の続きです。

5000メートル級のチャンラ峠を無事越えると、道はやがて平坦基調に。原野や荒野の中をひたすら走る。岩山が連なるひときわ荒涼とした景観を車窓から眺めていると、その狭間、道のはるか向こうに、青く澄み切った何かが現れた。遠くて小さいながらも、その深くて鮮明なブルーはひときわ目を引いた。急いで車を止めてもらう。パンゴン・ツォとのドラマチックな初対面。荒々しさむきだしの前景とのコントラストが脳裏に強く刻まれる。

間近で見るパンゴン・ツォ。深いブルーとエメラルドグリーンが織りなす湖面は美しい。そばでよく見ると透明感にあふれていて、これもまたいい。

そしてこの場所へ。10年ほど前に公開されて大ヒットしたボリウッド映画『きっと、うまくいく』(原題:「3 Idiots」)のラストシーンの舞台となった場所だ。この映画にパンゴン・ツォが登場することを知ってから、旅立つ前にぜひ観ておきたいと思っていた。しかし機会に恵まれないまま出発の日(2011年9月)を迎えてしまった。残念に思っていたところ、香港で乗り継いだデリー行きのキングフィッシャー便の機内サービスで幸運にも観ることができた。ラストシーンのパンゴン・ツォのシーンも印象的だったが、ストーリー自体もとても面白くて楽しめた。この作品を観てから数日後、実際にこの地にたどり着き、映画と同じ蒼い湖をこの目で眺めることができたのだから感動も大きかった。

この後は、もう少し奥の村まで車で進み、湖畔散策をさらに楽しむ。

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