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夜のマラッカとサナア

最近あちこちのブログで中国の旧正月や長崎のランタン祭りの赤い写真がアップされているので、このブログでも赤ランタンの写真を1枚。

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マレーシアの旧都マラッカ。その旧市街のチャイナタウンを貫くジョンカーストリートで撮ったもの。夜になると赤いランタンの列がほのかに輝きだし、伝統的な家並みと、その間を走る通りを幻想的な雰囲気で満たす。

ぼくが訪れたのは旧正月の前だからこんな感じなのだろうと最初は思ったのだけど、マラッカは観光都市だから、旧正月の時期だけではなく一年を通して夜はこのようにランタンが灯されているのかもしれない。そのあたり、はっきりとはわからない。いずれにせよ、旧正月の最中ともなればいっそう多くのランタンが吊され、旧市街は赤く赤く染まるのだろう。

この写真を撮ったあとで、ふと気がついた。同じような写真を、確かちょっと前にどこかで撮ったような気がする……。しばし考えて思い出した。イエメンのサナアの夜景だ。

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こちらはランタンじゃなくて裸電球。旧正月じゃなくて結婚式。色も赤ではなく黄色。違いはあれども、構図は似ている。

イエメンとマレーをつなぐものとして、金子光晴とアルチュール・ランボーの両詩人の存在があったことは、何回か前の記事で書いた。それだけじゃなくて、夜の路地の写真でもこうしてつながっていたのだな、なるほどなー、と自分なりに腑に落ちた瞬間でもあった。

リスボンのネコ

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前回に引き続き今回もネコの写真。
リスボンの旧市街、アルファマの路地で出会った白ネコ。

真っ白な毛。ピンクの耳、ぴんと立てたしっぽ。
マレーシアのゆるゆるネコとは、表情も姿勢もまるっきり違う。
アジアとヨーロッパでは似ているネコもいるけれど、このネコは欧州系っぽい。

最初はすました顔をしていたのだが、かまっているうちになつきはじめ、
写真を撮るためにちょっと離れようとしてもすぐに近寄ってくるようになった。
ピントが合わないからじっとしてなさい、と言っても聞いてくれない。
ベンチの端で足を止めたときに急いで撮ったのが、上の一枚。

アジアでもヨーロッパでも、あるいは中東でも、なぜかネコは近づいてきてくれる。
ネコにはけっこう好かれます。ネコだけですが……。

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