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Night in Hoi An (2)

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ホイアン名物、揚げワンタン。
ビールのつまみにピッタリ。
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SONY NEX-5N, Contax Carl Zeiss Distagon T* 28mm
毎夜飲んでいたビアサイゴン。今宵は、町外れにある屋台で。
静かに流れる川。対岸には、ホイアンの古い町並みが灯りに照らされてたたずんでいる。
 
                *   *   *   *   *  
久しぶりにカメラ話など。
ベトナムの旅にはサブカメラとしてNEX-5Nを持っていった。高感度番長と呼ばれるだけあって、特に夜の撮影では活躍してくれた。反対に日中の撮影では、ビューファインダーが内蔵されていないことに不便さを覚えた。というわけでつい先日、電子ビューファインダーが内蔵された上位機種のNEX-6に買い替えた。手動でのピント合わせはファインダーを通したほうがずっとやりやすい。買い替えて正解。一昨年はNEX-5、昨年はNEX-5N、そして今年はNEX-6と1年ごとに買い替えていることになる。来年にはついにフルサイズのNEXが発売されるというウワサがある。発売されたらまた買い替えてしまうかも。
今年はメインカメラも買い替えるつもりだ。フィルムカメラ時代を含め、これまでNIKONとPENTAXの一眼レフをメインで使ってきたけれど、かさばる一眼レフを気合を入れて持ち出すのはそろそろやめにして、もう少し軽量なシステムで旅したいと本気で思い始めたからだ。新しいメインカメラの第一候補は、FUJI X-E1。コンセプトも画質も好みだし、レンズも評判が高い。また、X-E1もNEXも、マウントアダプターを付ければ、NIKON、PENTAX、Lマウントなどの手持ちのレンズ資産を活用できるというのも大きなメリットだ。
メインにX-E1、サブにNEX-6。これらに加えて広角系のコンパクトカメラがあれば理想的だ。SIGMA DP1 Merrillか、もうすぐ発売になるRICOH GRがあれば完璧といえる……いや、3台体制になってしまったらまったく軽量化にならないではないか。これは我慢して断念しよう。でも、新しいGR、欲しいなあ。いや、買わないけど。買いませんったら買いません。たぶん、おそらく……。

蒼穹のラダックへ – 砂曼荼羅 –

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ラダックで最も有名なゴンパのひとつであるティクセを初めて訪れたとき、偶然にも砂曼荼羅の制作光景と出会った。
まだ作り始めたばかりのようだ。
長い棒から色砂を少しづつ落としていって作り上げていくという、高い技術と集中力を要する作業。もちろん大切な修行でもある。
そんな根気のいる作業だが、それでも何日か後には、驚くほど精緻で色鮮やかな砂曼荼羅ができあがっているはずだ。少しでも完成に近づいた曼荼羅を見てみたい。そう願いながらティクセを後にしたのだが、残念ながらその願いは叶わず、再びこのゴンパを訪れる時間が取れぬまま帰国することとなってしまった。
完成した砂曼荼羅はすぐに壊して川に流してしまうそうだから、あのときの砂曼荼羅はもうどこにもない。翌年、ラダックを再訪したときにティクセにも足を運んだのだが、砂曼荼羅も制作光景も見ることはできなかった。同じ曼荼羅は二度と現れない。諸行無常である。
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