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Travel Light

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Old Leh, Ladakh / RICOH GR21, FUJI NEOPAN 100 ACROS

つい数年前までは、カメラやレンズとともに、数十本のカラー&モノクロフィルムを背負って旅に出るのが普通だった。出発前夜、ガイドブック類などに加え、これらの機材をどうにか詰め込んだ機内持ち込み用のデイパックはパンパンに膨れあがっていた。

デジタル一眼をメインに使うようになった今はどうだろう。詰め込むフィルムの量が後ろめたさを覚えるほど減ってしまった分、デイパックのスペースに余裕はできただろうか。たとえば、この前のラダックの旅に持って行ったフィルムの本数は、リバーサルとモノクロ合わせてほんの数本。けれども、代わりに充電器や予備の充電池を携えていく必要が生じたから(しかもK-7とNEX-5用に1セットずつ)、かさばり具合は実はそれほど変わっていない、というのが現状だ。

理想の旅のスタイルは「Travel light」(身軽に旅する)だとひそかにあこがれてはいるけれど、このままではあこがれのまま終わってしまう可能性が高そうだ。カメラをやめろというのもちょっとできない相談だしね。

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ドンデッドのバンガロー

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ラオス南部のドンデッド(デッド島)で滞在していたバンガロー。
シャワー、トイレ、電気、そしてハンモック付き。
目の前にメコンが流れる絶好のロケーション。

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日中はもっぱら読書と昼寝。
ハンモックは人間用。床板はネコ用。
このネコはいつも気持ちよさそうに昼寝していた。

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日が傾いても、まだスヤスヤ寝ている。
起こさないように、そっと部屋を出る。

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ちょっと散歩して戻ってくると、ネコの姿は消えていた。
代わりに、目の前にはオレンジ色の夕陽が。
タイの水害はミャンマーやカンボジアにも広がっているらしいですね。
ラオスにも被害が及んでいるようで、メコンに囲まれたドンデッドがどうなっているか気になっているのですが、どうやら現在は大丈夫のようです。
それにしても、昨年のラダックの水害といい、今年のインド、タイの洪水といい、水の被害が各地で連続的に発生していて、来年もまたどこかで起きるのではないかと、他人事ではないので心配です。

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