前回の記事で少しだけ紹介した「飛鳥光の回廊」は夜の幻想的なシーンだったけれど、今回の小旅行では、夜はもちろん、日中も印象的な光と、空と、色に恵まれた。

柳生の里にほど近い名刹、円成寺。木々の葉はすでに秋色に染まりつつあった。

唐招提寺。

奈良町は、まだ夏の色づき。これだけ見ると、奈良だか南国だかわからない。
でも雲の姿は、すっかり秋。
高く、深く、澄み切った青空と、たなびく雲に、在りし日のまほろばを想う。
まほろばへの旅は、遠きロマンへの旅であり、「彼の地への旅」にほかならない。
奈良に惹かれる理由は、そこにこそある。

PENTAX K-7, FA24-90mm (4枚とも)
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マイソール、路地



Mysore, India
RICOH GR21, KODAK T-MAX100
