南インドを旅しています。
ムンバイ(旧称ボンベイ)からスタートし、インド西海岸をひたすら南下する旅です。
題して「インド西海岸を南下せよ」
べた過ぎるでしょうか(笑
ということで、現在ゴアにいます。
やしの木が並ぶビーチ。ヒッピーの天国。黄金の夕日。レイブ、ゴアトランス・・・・・・。というのがゴアの典型的なイメージでしょうか。ぼくはアンジュナという有名なビーチに宿を取っていますが、かつてのヒッピー的な雰囲気はみじんもなく、他のアジアのビーチとさほど変わらないというのが第一印象です。ただレイドバックしたゆるい空気が漂っているのは確かで、ビーチのカフェでビールをすすりながらアラビア海に沈む夕日を眺めていると、身も心もとろけます。この「とろけ体験」を堪能することがゴアに来た目的のひとつです。さらにひとつふたつ大きな目的があるのですが、これは時間があったらまた書きます。
ゴアの後は、ハンピ、マイソールを回ってコーチンに行く予定でいるのですが、このまま居心地のよいゴアでとろけていたい気も強く・・・迷ってます。無事インド最南端のコモリン岬までたどり着けるでしょうか。
悩ましい&興味深いことがもうひとつあって、それは11日がホーリーだということです。ベナレスなどの北インドでは旅行者は外出を控えるほど熱狂度の高い(危険な)お祭りですが、ここゴアでも色水をぶっかけ合うらしいのです。また、ゴアではホーリーに合わせてレイブも開かれるかもしれません。ゴアトランスって普段ほとんど聴きませんけど。レイブはともかく、ホーリーは見てみたい気もする。そうなると絶対に写真を撮りたくなる、でも顔だけならともかくカメラに色水かけられたらたまらないし……。ホーリーまでゴアに残るか、その前にもっと南に逃げるか。むーどうしよう。南インドでのホーリー体験のある人がいたら雰囲気など教えてください。
ではでは、時間があったらまた書きます。
BLOG
海野宿と三重塔

真冬の日帰りドライブに出かけた。
昨年の冬は福島県の大内宿を訪れた。銀世界の宿場町っていうのも情緒があっていいなあと感じた。
そんなわけで、今年も雪の宿場町を見たい、と長野県の海野宿に行ってみることにした。
北国街道の宿場であり、木曽義仲が挙兵した地であるとも言われている。
しかし、いざ到着してみると、残念ながら雪は道の端っこにちょこっと積もっているくらい。
このあたりは毎年それほど雪が降らないのだろうか、あるいは今年が異常なのだろうか。
そういえば、東京も今年は降雪がほとんど見られなかった。降ったといえば、浅間山の火山灰くらいなもの。おかげで気がつけば愛車が灰まみれになり、窓には風紋までできていた。2、3週間前のことだ。幸い車検前だったので車検時に洗ってもらい、昨日きれいになって戻ってきた(海野宿へは友達の車で行った)。海野宿に向かう途中、その浅間山のふもとを通ったが、現在は沈静化している模様で一安心。

海野宿の静かな雰囲気はよかったが、「雪と古い建物」を見ないことには物足りない。
さらに西へ向かう。
上田を過ぎ、大法寺に来てようやく待ち望んでいた雪景色が。
「見返りの塔」と呼ばれる三重塔と雪の組み合わせはなかなか。

ようやく目的達成。というところでお腹が空いたので、豚の角煮そばを。

昨年は、大内宿で雪と寒さを味わった翌日に南国シンガポールに飛び、今度は酷暑を味わうという極端な体験をした(過去記事「北へ南へ」)。「寒さでコチコチ」から「暑さでユルユル」へ。今年も昨年と同様、そんな身も心も一気にゆるむような体験ができればいいのだけど。
