
春を感じた日曜日、箱入り娘状態だった愛車のMARIN FAIRFAX(赤マリンちゃん)を表に出してあげて、多摩サイを走ってきた。なんと今年初乗り。
ちなみに、多摩サイに出かける前にはもう一台の愛車(自動車)を車検に出してきた。
どちらも手もかかるし金もかかるけど、手放せない。

多摩サイ走行中、いつも気になる「サルタ」の看板。
これを見るたびにイエメン名物のサルタを食べたくなる。
寒い冬にはぴったりの料理だと思うんだけど。食べたい。
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桜とか梅とか黒猫とか

GX100
所用があって、茗荷谷へ。
その帰り道、天気もいいので、近くの小石川植物園に寄ってみることにした。
ここを訪れるのは5、6年ぶりくらいだけど、梅林があったはずだ。
園内を奥へと歩いていくと、一本の寒桜。満開だ。

さらに歩くと、目的の梅林。こちらも満開。
赤と白。かぐわしい香りがそこはかとなく漂う。

いちばん奥には、旧東京医学校を望む庭園。

ふと脇を見ると、ベンチのそばに黒猫が一匹ちょこんと座っている。
誰かがえさをくれるのをじっと待っている。

そういえば、5年前にもちょうど同じ場所で黒猫を見たことを思いだした。
同じ黒猫くんだろうか。あるいは子供だろうか。
黒猫といえば……さらに思い出した。
沢木耕太郎の『一号線を北上せよ』の中の、リスボンのサンジョルジュ城で一匹の黒猫と出会う話だ。その黒猫、色はもちろん目つきまで5年前に同じ場所で出会った黒猫とそっくりであるため、5年前の黒猫の子供だろうと沢木氏は推測し、そこからお得意の回想が繰り広げられていく。
この『一号線を北上せよ』のポルトガル旅行記を読んで、ぼくもサンジョルジュ城を訪れ、そこで同じく目つきの鋭い黒猫と出会った……。
5年間と黒猫と。偶然の一致か。が、小石川植物園で再会した黒猫くんのほうは、同じ猫だとすれば、5年の間にかなりお太りになられた様子。
そういうおまえもな、という声がしたのは気のせいだろうか・・・。

5年前の黒猫 / FED-2 + Industar 50 50mm/F3.5(沈胴式)
このところ仕事と寒さを言い訳に運動不足気味。多摩サイもぜんぜん走っていない。
そのせいか、お腹がゆるゆるに。
が、東京は待ちに待ったぽかぽか陽気。明日もこの暖かは続きそうなので、久しぶりに走ってこようかな。
そろそろ足腰を鍛えておかないと来月の・・・あ、これはここでは言ってはいけない(謎
