南インド通信(4)

ケララを旅しています。
フォートコーチンで2泊したのち、昨日はバックウォーター(水郷地帯)へ。アレッピー-コタヤム間をローカルボートでゆらゆら揺られてきました。往路は夕日を眺めながら、復路は薄闇に浮かび上がるやしの木のシルエットを眺めながら。ローカルなおじさんと話したり、飲み物をおごってもらったり。往復5時間、わずか20ルピー(40円)の優雅な航海。圧倒される感動というよりは、じわじわこみ上げてくる幸せを味わえました。ゆるやかな時と水の流れに身を任せることの幸福というか。
今日はツアーボートに乗ろうかとも思ったのですが、ローカルボートで十分に満足したのでアレッピーを発つことに。そして現在はヴァルカラというビーチにいます。歩き方には掲載されていませんが有名なビーチで、崖の上に沿ってゲストハウスやレストランが連なってます。夕日もきれい。
明日は列車で一気にインド最南端のカーニャクマリへ。
三つの海が出会うところ、コモリン岬で朝日と夕日を眺めたら、旅も終盤です。

南インド通信(3)

名残を惜しみつつゴアを発ち、アラビア海岸からいったん離れ、内陸部へ入りました。
現在、古都ハンピにいます。
15世紀を中心に繁栄を極めたヴィジャヤナガル王国の都が置かれた地です。
静かな村の中心にそびえるヒンズー寺院。川沿いに連なるやしの木やバナナ園、ライステラス。穏やかな空気に包まれた村ですが、この地をひときわユニークにしているのは、村を取り囲む巨石群。あたり一面、10メートル四方の巨大な岩がごろごろしています。その無数の巨石群に隠れるように、ヴィジャヤナガル王国時代の壮大な遺跡が散在しています。
巨石群の間を縫いながら、これらの遺跡を徒歩や自転車で巡っているのですが、その道沿いの荒涼とした景観は時が止まったかのようで、ちょっとした探検家の気分に浸れます。これまで見たことのない壮観です。
壮観だけではなく、村の人々のやさしさや表情にも惹かれます。遺跡だけではなく人の写真もたくさん撮りました。帰国日を先延ばしして訪れた甲斐がありました。
ところでゴアのホーリーですが、顔が色粉で赤青緑だらけになりながらも写真をちゃんと撮りました。カメラにも砂や色粉かけられましたが、今のところ動いてます。思ってたほどキケンじゃなく、他の旅行者も半ば喜んで被害にあってました。サイケに染まった身体とTシャツはゴアのビーチによく似合い、この地でホーリーを体験できてラッキーでした。
次の目的地はマイソール。マハラジャパレスを見てから、いよいよケララに入ります。

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