舌鼓

今回の奈良の旅で最も舌に残った味覚。「奈良に来たんだ」という実感を湧かせてくれた一品といえば、慈光院で食べた平そうめんにつきる。
慈光院を建立したのは、大和小泉藩主であり、茶人でもあった片桐貞昌(石州)。茶道石州流の開祖である貞昌は懐石料理の名人でもあり、貞昌みずからふるまったという油を使わないそうめんが、「石州麺」として今に伝えられているという。

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