海野宿と三重塔

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真冬の日帰りドライブに出かけた。
昨年の冬は福島県の大内宿を訪れた。銀世界の宿場町っていうのも情緒があっていいなあと感じた。
そんなわけで、今年も雪の宿場町を見たい、と長野県の海野宿に行ってみることにした。
北国街道の宿場であり、木曽義仲が挙兵した地であるとも言われている。
しかし、いざ到着してみると、残念ながら雪は道の端っこにちょこっと積もっているくらい。
このあたりは毎年それほど雪が降らないのだろうか、あるいは今年が異常なのだろうか。
そういえば、東京も今年は降雪がほとんど見られなかった。降ったといえば、浅間山の火山灰くらいなもの。おかげで気がつけば愛車が灰まみれになり、窓には風紋までできていた。2、3週間前のことだ。幸い車検前だったので車検時に洗ってもらい、昨日きれいになって戻ってきた(海野宿へは友達の車で行った)。海野宿に向かう途中、その浅間山のふもとを通ったが、現在は沈静化している模様で一安心。
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海野宿の静かな雰囲気はよかったが、「雪と古い建物」を見ないことには物足りない。
さらに西へ向かう。
上田を過ぎ、大法寺に来てようやく待ち望んでいた雪景色が。
「見返りの塔」と呼ばれる三重塔と雪の組み合わせはなかなか。
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ようやく目的達成。というところでお腹が空いたので、豚の角煮そばを。
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昨年は、大内宿で雪と寒さを味わった翌日に南国シンガポールに飛び、今度は酷暑を味わうという極端な体験をした(過去記事「北へ南へ」)。「寒さでコチコチ」から「暑さでユルユル」へ。今年も昨年と同様、そんな身も心も一気にゆるむような体験ができればいいのだけど。

ひかりのまち

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東京ミッドタウン  RICOH GX100

街のイルミネーションが華やかだ。
上の写真は9月に撮ったものなのだけど、今の時期のミッドダウンはさらに光があふれているのだろう。
ユニオンジャックで思い出したけど、ユーロのみならずポンドがずいぶんと安くなってきている。
10年以上前に1年間留学して以来イギリスとは無縁だったけれど、この安さなら久しぶりに
立ち寄ってみようかという気にもなる。もっとも、この季節のイギリスは寒くて、どんよりしていて、
日も短くて最悪だけど。
そんな季節で唯一きれいだなと思ったのが、ロンドンの街を彩るクリスマスライトアップだった。
とりわけ、高級デパート「ハロッズ」のライトアップは印象的だった。
美しいのだけど、同時におかしくもある。「ミスタービーン」の一場面を思い出したからだった。
ビーンが誤ってコンセントを抜くと、ハロッズのライトアップが忽然と消えてしまうあのシーンを・・・。
ちなみに、この記事のタイトルにした「ひかりのまち」も、ぼくの好きな映画のひとつ。
この作品も夜のロンドンが舞台だ。

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