チェムレゴンパ遠景

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2010年、2011年と2回のラダック滞在中、たくさんのゴンパを巡った。どのような印象を受けたかはゴンパによってさまざまだったが、初めて目に飛び込んできたときの印象度でいうなら、このチェムレゴンパがもっとも強烈だった。
2010年のときはどんよりと淀んだくもり空(前回の記事の写真のとおり)、2011年のときは抜けるような青空(上の写真のとおり)のもとで訪れたが、いずれのときにも、俗世から隔絶されたかのように丘上にひしめきへばりつく建物の群れと、背後の荒涼とした山々が織りなす峻厳な光景は、ひときわ深い印象を記憶に刻みこんだ。今度ラダックに行ったらまた訪ねてみたいゴンパのひとつ。残念ながら、今年は彼の地へは行けないけれど。その代わり、今年の遅い夏休みは別の場所を訪ねる予定。

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