HOLGAなイエメン(5)

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首都サナアの郊外、スーラという村の路地にたたずんでいたロバくん。

シルクロード、そしてイスラム圏の動物といえば、ラクダとロバ。
よく見ると愛嬌豊かな表情をしているラクダに対して、ロバは全身に哀愁を漂わせている。
そして、何かを訴えかけるようなまなざし。
路地ですれ違うたびに、なんだか切なくなる。
通り過ぎていく者の感傷の反映に過ぎないのだろうけれど、でも……。

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