12年ぶりのネパール(2) アサン

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夕暮れ前の路地を進んでいく。
不意に視界が開け、人でごった返すチョーク(広場)に出た。
さまざまな香りと、色彩と、ざわめきが押し寄せ、身を包み込む。
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すでに方向感覚が失われていることに気づく。
自分がもう、どの路地から出てきたのかわからない。
いったい何本の路地がこの広場で出会っているのだろう。
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12年前も、ここアサンチョークでいつも迷子になり、同じようにあわてるとともに、うれしくなったのを思い出した。
あのときと同じ心地よい迷いの感覚が蘇ってきて、なんだか安堵する。
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巡りめぐって

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Dhampush, Nepal in December, 1997
初めてネパールを訪れたのは、1997年の11月から12月にかけて。サッカー日本代表が初めてのワールカップ出場を決め、日本中が沸き立った直後のことだった。
そして、今回の二度目のネパール旅は、日本代表にとって4回目のワールドカップが始まる直前のことだった。W杯は4年に一度の開催だから、あれからまるまる12年ぶり、正確に言えば12年半ぶりの再訪であった。
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12年前のW杯では日本代表は1勝もできず、期待が大きかっただけにがっかりも大きかったけれど、あの悔しさをバネに、代表も少しは進歩を見せているかというと、そうは思えないところが悲しいところ。正直、初めて出場したあのときほどの期待感も高揚感も覚えない。ぼくは浦和レッズサポなので、阿部にはがんばって欲しいけど。いろんな意味で目立っている闘莉王は・・・レッズから出てってくれてちょっとホッとしてる(笑
あ、そういえばあのときも岡ちゃんが監督だったね、うーむ。

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