ベトナムはおいしい ~シジミご飯~

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ベトナム中部の古都、フエにはフエならではの名物料理がある。そのひとつが、コムヘン(Com Hen)。Com は「ご飯」、Hen は「シジミ」。すなわち、シジミご飯。
超小粒のシジミ、香草、ナッツなどがたっぷり入ったご飯に、シジミのだし汁をかけたもの。お茶漬け感覚でさらさらと食べられる。男性なら一杯では物足りないと思うので、そのときは躊躇せずおかわりを。

ベトナム中部、フエとホイアンへ

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月餅, PENTAX K-7 + FA35mm
遅めの夏休みを利用して、ベトナム中部のフエとホイアンを旅してきた。
旅先候補としては他にもカンボジアのシェムリアップやミャンマーのインレー湖などいくつか浮かんだのだけど、最終的にフエとホイアンに決めたのは、予算の都合に加え、数年前、この地を訪れようとチケットを購入したにもかかわらず、やむを得ない事情により直前でキャンセルしたという経緯を思い出したからだった。もともと運良く転がり込んできた休みなのだから、数年前の心残りを解消する格好のチャンスにしよう、と。
フエもホイアンも、長い歴史を持つ町。とはいえ、ホーチミンやハノイと比べれば町の規模はいい意味で小さくて、雰囲気もずっと穏やかだった。どちらも世界遺産を抱える町だから観光客もそれなりに多かったけれど、旧市街の路地に一歩足を踏み入れれば、そこにはのどかな空気と落ち着いた営み、そして人々の笑顔があって、ほっとするような懐かしさを覚えた。最初からそういうところに期待して訪れたのだけど、その期待は裏切られることなく、世界遺産よりも旧市街の明るくて気さくな人たちの姿が印象に残る旅となった。そしてなにより、ベトナム料理。どうしてこんなになにもかもが美味しいのだろう。今日は何を食べようか、それを考えるのが楽しくてしょうがなかった(笑)
また、中秋節(今年は9/30)を控え、月餅を売るお店や、獅子舞と太鼓の練習をする子供たちなどをあちこちで見かけ、写真に収めることができたのも幸運だった。9月は雨季だと聞いていたのだけど、雨に降られることはほとんどなく、特にホイアンでは毎日晴天に恵まれたのもラッキーと言えるかもしれない。その代わり、暑さはハンパなかった。ミーソンという遺跡に行ったときなど、陽射しが強烈すぎて、本当に参りかけたのだけど、体調を大きく崩すこともなく無事帰国。今でも顔は真っ黒。
写真は例によって少しずつ掲載していく予定。「ベトナムはおいしい」シリーズも。ラダックやラジャスタンなど前の旅の写真も並行して掲載していくので気長にお待ちを。

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