ドーサ、イドゥリと並んで、南インドの朝食光景によく登場するのが、写真のワダ。
ドーサ、イドゥリ、ワダ、どれも生地の基本材料は豆。ドーサはそれをクレープ状に焼いたもの、
イドゥリはマフィン型に蒸したもの、そしてワダは、ドーナツ型に揚げたもの。
基本的に同じ材料を使っているのに、歯ごたえはまったく違う。さらに、それぞれ具やタレの
バリエーションが豊富なので、まるで異種の料理を食べているよう。三者三様。どれがいちばん
好きだなんてとても決められないけれど、食感でいうなら、ワダがいちばんだと思う。
外はサクサク、中はフワフワ……。
飾らない食堂で、揚げたてをほおばるシアワセを、文字通りかみしめた。
南インドはおいしい(3)
「南インドはおいしい(1)」で取り上げたイドゥリと並んで、南インドを代表する朝食・軽食といえば、ドーサ。
ぱりぱりの皮の中に、いろいろな具がたっぷり入っている。
ほおばるたびに、南の香りが口いっぱいに広がる。
あー、もう。
写真は、マハラジャパレスで有名なマイソールのとあるカフェで食べたドーサ。
これはドーサじゃないけれど、同じ巻物系ということで。
ゴアのアンジュナのカフェにて。こっちもおいしかった。