ガラタ塔


FUJIFILM X-T1 + XF35mm

イスタンブールの街全体を俯瞰してみようとガラタ塔へ。
上る気満々で訪れたのだけど、入場待ちの長蛇の列を見たとたん戦意喪失、あっさりとあきらめたのであった。
ちょうどこの時期はクルバンバイラムと呼ばれる犠牲祭の期間中で、いつにも増して多くの観光客が押し寄せていた。そのせいもあったのだろうが、まさかこんなにも長い列ができているとは思わなかった。ということで、上るのは次の機会に持ち越し。
クルバンバイラムについてはそのうち改めて触れようと思っているけれど、期間中は有名なグランドバザールが閉まるほか、頼りになるバスが帰省ラッシュのため予約しづらくなるなど、観光に影響が及ぶ可能性もある。今年のクルバンバイラムは9月の連休に近い時期のようなので、この時期にトルコの旅を計画している人はご注意を。個人的には、生け贄を捧げる光景などバイラムならではのシーンを見ることができたので興味深かった。

サバサンド屋

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サバサンド屋はエミノニュからガラタ橋にかけてのエリアに集中している。ガラタ橋を渡って新市街側に入ってしまうと不思議とほとんど目にしなくなる。そんな中、この屋台は新市街側にあって大人気。焼き上がったそばから飛ぶように売れていく。


Istanbul, Turkey – FUJIFILM X-T1 + XF35mm
こちらはエミノニュのフェリー乗り場近くに並ぶサバサンド屋。にぎわいのレベルが違う。日が暮れて辺りを闇が覆うにつれ、ますますにぎわいが増していく。
人の多さとともに目を引くのが派手なサバサンド船。昼間、この無駄に豪華な船を初めて目にしたときは、ここで海賊ショーか何かが催されるのかと勘違いしそうになった。昔はもっと地味というかオンボロというか、それこそ普通の漁船の上で焼いて売っていたと記憶しているのだが、そういうローカルっぽさはなくなっていた。まあ海賊船のサバサンドも美味しかったので特に文句はないのだけど。

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