シチリア旅ゴハン – パレルモのパスタ

今回からパスタ編に突入。

シチリアではなんといっても魚介類が美味しい! だからパスタも魚介を用いたものばかり食べていた。
なかでも、これぞシチリア風といえるのが、州都パレルモの名物、マッケローニ・コン・レ・サルデ。
いわしのパスタである。黄色いパスタに、いわし、松の実、ウイキョウなどをあえたもの。

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お味は……うーん、複雑で微妙かな。素直に「美味しい」と叫ぶような味ではない。いわしのクセが消えずに強く残っているからだ。
苦手な人はとことん苦手かもしれない。美味いというより、興味深い、あるいは衝撃的というべきか。
パレルモに行く機会があったら一度お試しあれ。

シチリア旅ゴハン – カッサータ

ドルチェ編。

まずはカッサータ。以前に紹介したカンノーリと並んでシチリアの代表的なお菓子のひとつ。
リコッタチーズを挟んだスポンジに、パスタ・レアーレ(アーモンドパウダーと砂糖を混ぜたもの:写真の緑と白の部分)を塗り、ドライフルーツを添えたもの。

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昨日のエントリーで紹介したフルッタ・ディ・マルトラーナも、このパスタ・レアーレが原料である。味はわからないと昨日書いたが、実はここで食べていたのだった。
で、感想は……超甘えーー。
スポンジの部分はそれほど甘くもなくおいしかったが。
カンノーリもカッサータもリコッタチーズが材料なのだが、はて、そのリコッタチーズって一体いかなるものなのか。ネットで検索してみたら、予想もしなかった存在だったのでびっくり。家でも簡単に作れるみたい。レシピはここ

続いて巨大ショートケーキ。モンレアーレのカフェで「いちばんゴージャスなヤツを」と注文したのがこれ(実際にそう口に出したわけじゃないけれど)。
シュークリームが3個合体したような巨大さ。もちろんちゃんと平らげた。

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