フエ名物の代表格といえば、ブンボーフエ(フエ風・牛肉入り米麺)。
上の写真は、歩き方にも載っているお店で食べたブンボーフエ。牛肉のほかに、エビ団子やポークなどが入っている(肝心の牛肉は麺の下に埋もれているけど)。これにライムをギュッと絞り、香草をたっぷり載せる。食べ応えは十分。辛いと聞いていたけれど、このブンボーフエはあっさりとしていてとても食べやすかった。ピリ辛好きなら、赤唐辛子を加えればいい。
左に浮いている茶色い四角な物体に興味を持った人もいるかもしれない。ぼくも、これは一体なんだろう、なんか微妙な歯応えだなといぶかしく思いながら平らげ、その後も正体はわからずじまいだったのだけど、最近調べてみたところ、どうやら豚の血を固めたもの(血豆腐)らしい。中国などではポピュラーな食べ物のようだが、実際に見て食べたのは初めてだった。正体を知ってたら口にしなかったかも(笑) いや、でも高血圧に良いという効能もあるらしいので、自覚症状のある人は食してみるといいと思う。
入っている具やスープの味などはお店によって違う。いろんな店で食べ比べてみるのも楽しい。下の写真は、別のお店で食べたブンボーフエ。安くて美味い。
ベトナムはおいしい ~シジミご飯~
ベトナム中部の古都、フエにはフエならではの名物料理がある。そのひとつが、コムヘン(Com Hen)。Com は「ご飯」、Hen は「シジミ」。すなわち、シジミご飯。
超小粒のシジミ、香草、ナッツなどがたっぷり入ったご飯に、シジミのだし汁をかけたもの。お茶漬け感覚でさらさらと食べられる。男性なら一杯では物足りないと思うので、そのときは躊躇せずおかわりを。