ホーリーで色粉まみれになっているのは、なにも人間だけではない。通りを歩いていると、サイケに染まった牛がもの静かにたたずんでいるではないか。発見したとたん、一目散に駆け寄る。以前の記事でカミングアウトしたように「こぶ牛萌え」であるぼくとしては、この色粉こぶ牛は見逃せない。
真っ白な肌にかけられた色粉がひときわ鮮やかに映る。顔や背にはこれまた色彩豊かな装飾品までまとっている。そこいらの野良ウシとは違うぞという風格が漂う。これまで旅の途上でいろいろな牛に萌えてきたけれど、このサイケな牛を目の前にした奇妙な胸の高鳴りはなんだろう。初めての経験。萌え度ランキングなら間違いなくトップ3入りのこぶ牛だ。
こんなに着飾った牛はほかに見かけなかったので、きっと特別な牛に違いない。そういえば、と思い出した。白牛はヒンズーの神々のなかでもインド人に最も崇拝されているシヴァ神の乗り物であり、ナンディと呼ばれる聖牛であることを。見回せば、他の牛は茶や黒ばかり。堂々とした態度も、鮮やかな装飾も、この深い悟りの表情も、ナンディゆえなのだろう。
にしても、萌える。
2010年3月4日
>vinvivaさん
そう、ちっちゃくて可愛らしいんです。
白黒牛も好きですが、真っ白牛はさらに好き。
それにこぶまであるんだから、もうたまりません(笑
2010年3月3日
>ホルスタインに比べれば、小振りなんですね。
(比べるな!って言わないで下さいね。他に知らないもので、、、、(^^;))
白い牛は初めてです!
綺麗に着飾って似合いますね!
ホーリーの色も、ちょーどマッチして、いい色合いですね。
「こぶ牛」好きなんですね~~。
2010年2月28日
>眞紀さん
白こぶ牛は、大好きです。
お祭り用のナンディちゃんなんでしょうね。少々お疲れのご様子でした。
あー、やっと終わったぜ、早くこの邪魔な飾り物取ってくれよ~みたいな。
これが素の表情なのかもしれませんが。
2010年2月28日
わかるわー!
この表情、このまつげ、たまんないですね。
白こぶ牛いいですよね。
(けっこう、デリーのメインバザールにもうろついていた気がするけど)この飾り立て方からして、お祭りに駆り出されるか出演直後、ってとこでしょうね。
すごく鮮やかに撮れてていいなあ。