Penang, Malaysia / Pentax MZ-3, FA50mm, Fuji Velvia100
マレーシア、ペナンの朝。
インド系の、飾らない食堂の片隅。
すでに強烈な陽射しに支配されている表通り。
響いてくる喧噪や理解できない声になんとなしに耳を傾ける。
日本の、特に湿気がまとわりつく梅雨の朝食時には、ついアイスコーヒーをがぶ飲みしてしまう。
不思議なもので、アジアの旅に出ると、いくら暑くても、アイスを飲む気にはならない。
熱いコーヒーを頼む。
熱くて、甘ったるくって、グラスになみなみと注がれたミルクコーヒーを。
東南アジアではアイスコーヒーが一般的ではないということもあるし、疲れた身体が甘味を欲しているということもある。なにより、暑くてゆるい空気に包まれたアジアでは、熱くて甘いコーヒーがぴったりだ。
しばらくして、朝食が置かれる。
ロティ・チャナイ。
ピリ辛のカレーに浸して食す。甘いコピに、これがまたとっても合う。
表は暑そうだし、熱いコピとロティで、しばらく粘ってみよう。
2010年7月4日
いや、言い訳させてください(笑
だいぶ前に書いたのですが、マレーでは旅の終わりにデジカメをデータごと盗まれてしまったのです。
フィルムの方は無事だったのですが、スキャンが面倒なのでまだ全部デジタル化できてません。
とはいえ、マレー以外にもラオス、ネパール、南インドと食ネタは豊富にあるので、アップします。
ぼくも梅雨時は髪がぐちゃぐちゃです。湿気の日でもストレートな髪型の人を見るとうらやましくなります。
2010年7月4日
> マレーのご飯写真もたくさん撮ってきたのですが、なかなかここに掲載できないでいます。
え~、そんなの許されません!どんな言い訳も通用しませんよ!(笑)
最近やたらと蒸し暑く、クセ毛の私は毎日愉快な髪型になってしまい、憮然としているわけですが、蒸し暑い地域の料理を見たら、少し気が紛れるんじゃないかと...ここはひとつ、助けると思って(笑)。
2010年7月1日
ブッブーですよね(笑
いや、ほんと知らなかったです。歩き方見たらちゃんと載ってるじゃないですかー。
中華系では海南鶏飯と雲呑麺の写真にしか目がいってなかったようです・・・。
マレーの印象はぼくも同じで、目玉となる場所こそないけれど、肩の力を抜いて
旅をするにはうってつけの国ですよね。多民族国家なのでいろんな文化や料理を
味わえるところもよいです。マレーのご飯写真もたくさん撮ってきたのですが、なかなか
ここに掲載できないでいます。
2010年6月29日
えっ、肉骨茶、未体験ですか?
それはブッブーですよ(笑)。
シンガポールとかにもあるのかもしれませんが、マレーシアの中華系食文化を代表する一品かと。
肉がごろっと入っている割に、漢方っぽい具財の薬効(?)なのか、胃がすっとするというか、すごくさっぱりするんですよ。おいしいですよ~。
...とか書いてたら、マレーシアに行きたくなってきました。
タイやベトナムみたいな強い個性があるわけでもなく、名所も取り立ててないですが、あの覇気のない感じと、何もかもがどうでも良くなるような蒸し暑さが、なぜかクセになるんですよね。
2010年6月27日
>ぴおさん
そうなんですよね。とくに朝食時は、フルーツジュースも
いいんだけど、やはり甘くて熱いものが飲みたくなります。
あの暑さの中でギンギンに冷えたもの飲み始めたらきりがなくなるし、胃にもよくないですしね。
肉骨茶って「にくほねちゃ」じゃなくてバクテーって呼ぶんですね。
最初、お茶のおともに冷たいティーってどういう組み合わせ、といぶかしく思ってしまった(笑
豚肉料理ですね。これは食べなかったので、いつかトライしてみたいです。
2010年6月27日
東南アジアだと、私も熱くて甘いものが中心になりますね。軽装で、その気になればちょっと宿に戻ってシャワーを浴びられる気軽さからか、思いっきり汗が噴出すようなものを摂取して、一気に熱を放出しようとしているのかも。
アイスコーヒーも、スタバとかに行けばあるんでしょうけど、冷房の効いた店内で冷たいものを飲むと、そのとき良くても店を出たときよけい辛いような気も。
KLの屋台で、肉骨茶のおともに飲んだ冷たいハーバルティー(ほんのり甘い漢方系のお茶)は、泣けるほど美味しかったけど、あれを単独で飲みたいかというと...?