イエメンが誇る嗜好品といえば、モカコーヒー。が、紅茶「イエメントン」も忘れてはいけない。
といっても、写真を見ればリプトンのパクリであるのは一目瞭然。しかしながら、高級スーパーでも本家リプトンの隣に堂々と並べられているから楽しい。
製造元はYemen Food Industries社とある。イエメンの文化に関する数少ない書籍である『イエメンものづくし』(佐藤寛 著、アジア経済研究所)によると、紅茶はイエメンでは自生せず、すべてスリランカあたりからの輸入なのだそうだ。Best Pure Teaという謳い文句は、要するに純国産という意味ではなく、ピュアセイロンティーという意味なのかもしれない。イエメン特産のモカといっしょにしてはいけませんね。でもお土産としては、こっちの方が受けると思う、たぶん……。
不便なのは、写真の100バッグ入りはとてもかさばること。結局、1箱しか持って帰れなかった。小箱で売っていれば何箱か買ってきて友だちに配れたのだけど、新市街にもスークにも、どこにも見あたらなかった(イエメン通によれば小箱でも売っているとのことなのだが……)。
味は、普通に美味しい。とくに夏はアイスがいける。
2007年9月5日
>HARUさん
アイスイエメントン、なかなかいけますよ。
しかし「イエメントン」ってネーミング、噛めば噛むほどいい味がでます(笑
ほかにも探せばパクリがいろいろ見つかりそうです。
それも楽しみのひとつにして、ぜひ彼の地へ。
2007年9月4日
なんだかすごくおいしそうですね。
中東のあの透き通った空気や空と、写真のアイスティーが妙にマッチしているように感じます。
サナアの景観にはもちろん惹かれますが、こんな「パクリ」のセンスを持ったイエメン人に会うために、彼の地に行きたくなりました(笑)。
2007年9月2日
>Kankoさん
アイスティー、さっぱりしていて飲みやすいですよね。
普段はアイスコーヒーをがぶ飲みしてしまうのですが、
アイスティーも好きです。イエメントン、味もリプトンに
負けてないと思います。
しかし、レッズ。
あんなやる気のない試合してたら絶対優勝は無理だよ。。。
2007年8月31日
今年は、毎日水出しアイスティーを作っています^^
今年の暑さは異常だからか…
私にとっては、紅茶のほうが飲みやすいし、
飲んだ後口に残らないんです。
同じティーバックでも、アラビア文字で書いてあると、違って見えますね。
どんな味なのか、興味津々です(^^)
2007年8月31日
>sesamiさん
ご無沙汰しております。
スタバネタ、受けてくれてうれしいです!
イエメントンは、ネーミングからして楽しいですよね。
日本人だったら、「ジャパントン」とか「ニッポントン」とか絶対に考えないだろうし。
ジョークのセンスがあるというか、創意工夫のセンスが足りないというか・・・。
>ジーエルさん
これは妙にかさばるので、買うのにとても勇気がいりますよね(笑
インドとアラブには共通のセンスがあるのでしょうか。
まあインドなら何があっても不思議ではありませんが・・・。
クリニックスは気がつきませんでした。次回訪れたら探してみます。
ティッシュといえば、シャハラの有名な橋がカバーにプリントされている
ディッシュをもらって、使うのが惜しくて持って帰りました。
2007年8月31日
>Ginaさん
なるほど。スーパーには毎日のように行きますが、
同じような商品なら格安なPBの方を買ってしまうことが多いです。
しかし、せめてラベルやネーミングは変えろよなと思うのですが。
ジョークなのか、くそまじめなのか、よくわからないのがイエメンの深いところです(笑
>こいけさん
イエメン、なかなかやってくれるでしょ。
アラビア語のタグは、ちゃんと付いてますよ~。
裸のままでよければ、おわけします。
そのうちお会いしましょう!
>soraさん
直球勝負です。
「イエメントン」というなんの小細工もないネーミングには潔さすら覚えます。
くせ球ばかりの日本とは違いますね。
2007年8月31日
イエメントン、結局、買いませんでした。
ここによい画像があるので、これで思い出せてよかったです(笑
しかし、イエメン、アラブですが、このネーミングセンス、インド
にも。。。
インドのコルカタには、確かシルトンというホテルがあります。
カタカナだと何だかわかりませんが、これをアルファベットで書くと。。。
それから、今回は気をつけてみなかったので、まだあるのかどうかわかり
ませんが、昔のイエメンには「クリニックス」なるティッシュがありました。
2007年8月30日
お久しぶりです。
スタバネタに受けて、書き込みしようと思ってたのですがしそびれていて。
こちらもそれ以上に楽しい★
イエメン人はなかなかジョークのセンスがありそうですね〜。
2007年8月30日
これまたストレートですね。
世界「パクリ」シリーズ企画ができそうですね。
まぁ、日本でもアメリカのパクリは多いですからね。
特に映画のシーンをさりげなくパクッたCMが多いですからね。
2007年8月30日
もう~、スタバといい紅茶といい・・・イエメンったら! 笑
このティーバッグの紐の先のタグがあったら、
お土産として裸で配られたって嬉しいデスよ☆
・・・で、待ってます♪ 笑
2007年8月30日
ふむ。確かにそっくり(笑)
とはいえ、日本の大手スーパーなどが作っているPBも基本は、その製品カテゴリーで一番メジャーな商品のパクリですからね。パクリというと聞こえは悪いですが、それが買い手にとっては、製品の中味を分かりやすくさせる効果もあるんだと思いますよ。
アジアはそういうところが考え方にてるのかもしれませんね。